介護ってキツイけど終わってみると懐かしい。

投稿者: | 2017年1月18日

最初の介護は実父です。アルツハイマー型なんだけど、幸いなことに歩き方とか食事の仕方は忘れても、家族の顔だけは最後まで忘れないですみました。このことを想うと今でも涙がでてしまいます。母が主な介護者で、私には中学生の子供2人とフルタイムの仕事があったから、金曜日の夜に車で実家に行って、日曜の夜に自分の家に帰る生活が3年続きました。眠くて眠くて高速の壁に吸い込まれる瞬間に娘の叫び声で、ぎりぎり事故を避けることができたこともありました。私が驚いたのは母が、それこそ親身になって父の面倒を見ていたことです。週2回のヘルパーさんと、週末に娘である私のサポートがあったにせよ、普段は一人での介護なのです。それに娘の目からみたら母が強くて、どちらかというと父にがみがみ言っているイメージを持っていたのです。なのに父が段々多くのことを忘れていっても、とても大切に介護していたんです。あ~夫婦なんだなぁ。愛してたんだなぁなんて、父の介護が必要になってから気づいてしまいました。バカな娘ですよね。歩いていても途中で歩き方を忘れてしまうし、食事を口に運んであげても、噛むことを忘れてしまうのです。お医者様には、最後には呼吸の仕方を忘れてしまうかもしれない、と言われていました。それなのに、そんなになっても家族の顔だけは絶対に忘れなかった。どんなことをしてあげても、嬉しそうな笑顔で「ありがとう」というのですから、どんだけ奥さんが好きなのか?とあてられちゃいました。最後までラブラブの夫婦でしたね。